収益化したい人におすすめの小説投稿サイト8選【2025年版】
小説投稿サイト紹介
小説を書いて、趣味を超えて収益化したい――そんな方々に向けて、それぞれのサービスの特徴や向いている人、メリット・デメリットなどをまとめてご紹介します。収益モデルや集客方法はサイトごとに大きく異なるので、自分の作品スタイルやターゲット読者層に合わせて選ぶと良いでしょう。
## カクヨム
- URL: [カクヨム](https://kakuyomu.jp/)
- 運営: [株式会社KADOKAWA](https://group.kadokawa.co.jp/company/outline.html)
### サイトの特徴
- KADOKAWAが運営する小説投稿サイト。コンテストや読者投稿機能が充実している。
- 書籍化のチャンスが多数用意されており、プロデビューを目指すユーザーが多い。
- 直接的な収益システムとして閲覧広告によるもの、また読者からの投げ銭がある。
### 向いている人
- 将来的に出版社との契約や書籍化を視野に入れ、プロの道を目指したい作家。
- 投稿を通じて読者や編集者の目に留まりたい人。
- 人気のジャンルや流行りの物語を書ける人。
### 傾向
- ライトノベルやファンタジー、SF、恋愛など幅広くカバーしているが、KADOKAWA系レーベルに近いジャンルがやや強い。
- コンテスト受賞作が実際に書籍化される事例が多数。
### メリット
- KADOKAWAが運営している安心感があり、書籍化へつながるルートが明確。
- コンテストやイベントが多く、入賞すれば一気に注目度が高まる。
### デメリット
- 人気ジャンル・作品が集中しやすく、目立つには工夫が必要。
## note
- URL: [note](https://note.com/)
- 運営: [note株式会社](https://note.jp/m/m7736afb8e1e0)
### サイトの特徴
- 文章、イラスト、音声、動画など様々なコンテンツを投稿できるSNS兼プラットフォーム。
- 有料記事(有料マガジン)を設定し、直接収益化できる仕組みが整っている。
- 読者が「クリエイターサポート」を通じて投げ銭のように支援することも可能。
### 向いている人
- 連載小説を有料公開したり、執筆ノウハウを有料記事として販売したい人。
- SNS感覚で読者と交流しながら収益化したい人。
### 傾向
- ジャンルは多岐にわたり、小説以外にもエッセイやビジネス系のコンテンツが豊富。
- 有料記事を活用したマネタイズを試すユーザーが増加中。
### メリット
- 有料記事設定や投げ銭サポートによって、ダイレクトに収益が得られる。
- SNSとして拡散性があり、フォロワーを増やすほど収益チャンスも広がる。
### デメリット
- サイト全体で小説だけが注目されるわけではなく、専門的な小説読者が集まりにくい面も。
- プラットフォーム上での集客力を高めるためには自分自身で宣伝活動が必要。
## アルファポリス
- URL: [アルファポリス](https://www.alphapolis.co.jp/)
- 運営: [株式会社アルファポリス](https://www.alphapolis.co.jp/company/about/profile)
### サイトの特徴
- 書籍化やコミカライズに積極的で、自社レーベルで出版する体制が整っている。
- Web漫画やWebコンテンツも運営しており、作品をクロスメディア展開しやすい。
- 広告収益の一部を還元する「投稿インセンティブプログラム」あり(一定条件を満たした作品が対象)。
### 向いている人
- 出版社とつながりを持ちたい、書籍化を本格的に狙う人。
- アルファポリス内のランキングやイベントを活用しながらファンを獲得したい人。
### 傾向
- ライトノベルや異世界ファンタジー、恋愛要素の強い作品が主流。
- ランキング上位になると書籍化や売上に直結しやすい。
### メリット
- インセンティブプログラムにより、条件を満たせば直接的な収益が見込める。
- 書籍化・電子書籍化の実績が多く、スカウトされる可能性が高い。
### デメリット
- ジャンルが比較的偏りやすく、登録者数の多いライトノベル系に人気が集中しがち。
- インセンティブ獲得には閲覧数やランキング入りなど、一定のハードルがある。
## エブリスタ
- URL: [エブリスタ](https://estar.jp/)
- 運営: [株式会社エブリスタ](https://everystar.jp/)
### サイトの特徴
- 携帯小説文化を継承しながら多ジャンルに対応、初心者にも優しい投稿システム。
- コンテストが頻繁に開催され、受賞作品は書籍化や映像化などのチャンスがある。
- 投げ銭機能が導入されており、人気作家はマネタイズできる可能性がある。
### 向いている人
- 短編や連載形式でコンスタントに投稿し、読者をコツコツ増やしたい人。
- スマホメインで手軽に執筆・更新したい人。
### 傾向
- 恋愛、ホラー、ミステリー、ファンタジーなど幅広いが、ライトな読み口が人気。
- コンテスト参加を狙う作家や、新人発掘を狙う編集者も一定数利用している。
### メリット
- コンテスト入賞で大きく注目されるチャンスがある。
- 作品投稿がしやすく、初心者でも始めやすいプラットフォーム。
### デメリット
- 競争率が高く、閲覧数を稼ぐには更新頻度や工夫が求められる。
## pixivFANBOX
- URL: [pixivFANBOX](https://www.fanbox.cc/)
- 運営: [ピクシブ株式会社](https://www.fanbox.cc/company)
### サイトの特徴
- クリエイターがファンからの継続的な支援を受けながら活動を続けられる、いわゆる「ファンクラブ」型サービス。
- pixivアカウントと連携し、ファン限定コンテンツや作品の先行公開などを提供できる。
- 小説・イラスト・漫画など幅広いジャンルに対応。
### 向いている人
- 固定ファンがある程度いて、毎月継続的なサポート(課金)を受けたい人。
- 限定公開作品や先行公開の特典を用意しながら活動したい人。
### 傾向
- イラストレーターや漫画家が多い印象だが、小説家も活用可能。
- 二次創作を含む多種多様なコンテンツがファンの支援を受けている。
### メリット
- マンスリーサポート型で収益が安定しやすい。
- ファンとの距離が近く、コミュニティ感が強い。
### デメリット
- サイトに来るユーザーはイラスト・漫画を求める層が多め。小説オンリーでの集客は工夫が必要。
- 継続支援を得るには、定期的な更新や特典が欠かせない。
## Fantia
- URL: [Fantia](https://fantia.jp/)
- 運営: [株式会社虎の穴](https://www.toranoana.jp/)
### サイトの特徴
- ファンがクリエイターに月額支援し、限定コンテンツを閲覧できる「ファンクラブ」型のプラットフォーム。
- イラストや漫画だけでなく、小説や音声作品、コスプレ写真集など多彩なジャンルに対応。
- R18コンテンツにも比較的寛容。
### 向いている人
- 独自のファンコミュニティを作り、月額プランを通じて安定した収益を得たい人。
- 大人向けやマニアックなジャンルのコンテンツを投稿したい人。
### 傾向
- イラスト・同人系コミュニティを中心に、二次創作やオリジナル作品が混在。
- シチュエーションやジャンルを問わずクリエイター同士で交流が活発。
### メリット
- ファンが月額で支援するため、一定数のファンを確保できれば収益が安定しやすい。
- 限定公開機能が充実しており、有料会員向けの特典を提供しやすい。
### デメリット
- 競合クリエイターが多く、魅力的な特典やプロモーションがないと支援者が集まりにくい。
- R18作品や二次創作などのガイドラインに注意が必要。
## Ci-en
- URL: [Ci-en](https://ci-en.net/)
- 運営: [株式会社エイシス](https://www.eisys.co.jp/company/information/)
### サイトの特徴
- 同人ゲームやアダルトゲーム制作で知られる企業群が運営する、クリエイター支援プラットフォーム。
- ゲーム、イラスト、小説などの進捗報告や限定コンテンツ公開に対応。
- R18コンテンツにも対応しており、アダルトゲーム系のユーザーが多い。
### 向いている人
- 同人系の活動(小説、ゲームシナリオ、イラスト)を継続的に報告・販売したい人。
- ゲームやビジュアルノベル制作などとあわせて小説を執筆するクリエイター。
### 傾向
- アダルトゲーム制作関連のユーザーが多く、小説執筆者もそうしたテーマで活動することが多い。
- ゲームシナリオの連載や制作日記的な投稿が盛ん。
### メリット
- 同人アダルトゲーム界隈では比較的知名度が高く、固定ファンがつきやすい。
- ファンからの支援金や有料プラン設定で安定収益を狙える。
### デメリット
- ユーザー層が特定のジャンル(アダルト・同人ゲーム)に偏りがち。
- 他のファンクラブ系サービスより規模はやや小さいため、一般ユーザーの流入が少ない。
## amazon (Kindle ダイレクト・パブリッシング)
- URL: [amazon](https://www.amazon.co.jp/)
- 運営: [Amazon.com, Inc.](https://www.amazon.com/)
### サイトの特徴
- Kindle ダイレクト・パブリッシング (KDP) を使い、自分の小説を電子書籍化してAmazonで販売可能。
- 印税率が最大70%(価格設定等の条件による)と高めで、直接的な収益を得られる。
- 絶大なAmazonのユーザーベースにアプローチできるが、集客や宣伝は基本的に自己責任。
### 向いている人
- 自分で表紙やレイアウトを用意して電子書籍を販売し、印税を得たい人。
- 既にある程度ファンがいて、Amazonの世界規模の流通を活用したい人。
### 傾向
- あらゆるジャンルの電子書籍が販売されており、自由度が高い。
- 出版費が無料でリスクなしにチャレンジできるため、セルフパブリッシング作家が増加中。
### メリット
- 販売価格やプロモーションの設定が柔軟で、売れた分だけ確実に収益になる。
- 世界規模のAmazonマーケットプレイスに作品を置ける。
- ペーパーバック出版も可能(オンデマンド印刷)。
### デメリット
- 出版後の宣伝・ブランディングは自分で行わないと埋もれてしまう可能性が高い。
- カバーイラストや編集、表紙デザインなど、自己負担で整える必要がある。
- 競合が膨大で、地道なマーケティングが欠かせない。
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# まとめ
それぞれのプラットフォームには得意ジャンルや主なユーザー層があり、収益化の仕組みも異なります。自分の創作スタイルやファンとの関係性、狙いたいジャンルに合ったプラットフォームを選び、ぜひチャレンジしてみてください!
現在稼働している投稿サイトは[小説投稿サイト一覧ページ](https://eveningmoon.net/novelsite/)で紹介しているので、ここで取り上げたサイトで物足りない場合はこちらも参考にしてみてください。
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